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射精よりもすごい快感を何度も味わえる「ドライオーガズム」
「ドライオーガズム」とは、簡単にいえば「射精せずにイク（性的な興奮の絶頂に達する）」ことです。男性の場合、通常は性的な興奮が高まっていくと最終的には射精に至りますが、いろいろな条件が重なるとドライオーガズムに達することがあります。ドライオーガズムに達すると、射精して終わりではなく何度も繰り返し快感を味わえることから、ドライオーガズムを体験してみたいという男性がひそかに増えてきています。
「ドライオーガズムとは具体的にはどういう状態なの？」
「ドライオーガズムを体験するためにはどうすればいいの？」
「ドライオーガズムに危険性はないの？」
といった疑問をもっている方のために、ドライオーガズムについて解説します。
ドライオーガズムとは
男性でも何度もイクときの感覚を感じることが可能
ドライオーガズムは、男性の射精を伴わないオーガズムのことです。ドライオーガズムに達すると、射精していないにも関わらず、イったときのような性的な快感を得られます。またドライオーガズムは射精のように一気に快感が大きくなって爆発するのではなく、アナルから徐々に快感が全身に広がっていき、最終的に何度もイってしまうような状態になります。
男性がセックスやオナニーなどによって性的に興奮したとき、通常はペニスからの射精によってオーガズム（快感の絶頂）に達します。そして射精が終わると、性的興奮はおさまって快感も終了します。このような射精を伴うオーガズムは「ウェットオーガズム」といいます。
しかしドライオーガズムでは射精がおこなわれないため、オーガズムに達した後も興奮が収まらず、女性のように何度も連続してオーガズムに達することができます。またペニスだけではなく全身を快感が包み込み、下半身を中心にけいれんなど女性のオーガズムと似た反応が現れることもドライオーガズムの特徴です。気持ちよさのあまり、射精するときよりも大きな声をだしてよがってしまう人も多いようです。
ペニスではなく前立腺を刺激することでドライオーガズムに至る
通常のセックスやオナニーのようにペニスを刺激しても、ドライオーガズムには至りません。ドライオーガズムを体感するためには、男性のアナル（肛門）の奥にある前立腺という部分を刺激（マッサージ）する必要があります。
前立腺はアナルの入り口から4センチくらい中に入ったところのお腹側にある器官です。アナルに人差し指を第2間接あたりまで入れて、お腹側に少し曲げてみると指先が前立腺に触れます。前立腺に触れると少しザラザラ・コリコリするような感触があるといわれていますが、初めて触る人は前立腺の位置が分かりにくいことが多いようです。
ドライオーガズムに達するためには前立腺を刺激する必要がありますが、自分の指で前立腺に触れようとすると、かなり無理のある体勢になってしまいます。そのため自分ひとりでドライオーガズムを体験している人は、前立腺マッサージをするための器具である「エネマグラ」を使用していることが多いです。
ドライオーガズムに達するためには慣れが必要
ドライオーガズムは前立腺を刺激すれば誰でも簡単に体験することができるものではありません。最初は前立腺を刺激しても、アナルに異物を入れている違和感が気になってしまい、気持ちよさを感じない人が多いようです。そのため最初からドライオーガズムに達するのは難しく、ある程度の慣れが必要になります。またドライオーガズムには精神状態が大きく影響するといわれており、エッチな気分になって集中できる環境でないと、なかなかドライオーガズムに達することはできません。
自分でドライオーガズムを体験するための方法
（1）必要なもの（エネマグラやローションなど）を準備する
ドライオーガズムに至るまでには、慣れている人でも10分以上は前立腺をマッサージする必要があります。一人で前立腺マッサージをする場合、自分の指で肛門内にある前立腺を刺激し続けるのは大変なので、エネマグラというマッサージ器具を使うのが一般的です。
エネマグラは前立腺をマッサージするために開発された棒状のマッサージ器具です。エネマグラをアナルから挿入した状態で、アナルの筋肉を収縮させたり弛緩させたりすることによって使用します。筋肉の動きに連動してエネマグラが直腸内で動き、自然と前立腺を圧迫するようになっています。手を使わずに前立腺をマッサージすることができますので、一人で前立腺マッサージをするのに向いています。
エネマグラの他、アナル用のバイブやアナルパールなどの器具を使って前立腺をマッサージすることもできますが、うまく前立腺に当たるように手で位置を調節しながら使う必要があります。他人にマッサージしてもらうときには便利な器具ですが、自分で前立腺マッサージをする場合はエネマグラのほうが適しているでしょう。
スムーズに指やエネマグラをアナルに挿入するため、ローションも用意しましょう。普通のローションよりも粘度が高くて乾きにくい、アナル用のローションも売られています。普通のローションでも特に問題ありませんが、入れにくいと感じたときはアナル専用ローションを利用すると入れやすくなることがあります。
また最初は指でアナル周辺の筋肉をほぐす必要がありますので、ツメはアナルを傷つけないように短めに切っておきましょう。さらに指サックを用意しておくと安心です。
（2）アナルの内部（直腸）を洗浄する
前立腺はアナルの内部にあるので、マッサージの前にアナルの内部（直腸）を洗浄する必要があります。便秘対策として売られている浣腸を使うか、水を入れるタイプの浣腸器具を使ってアナル内部を洗浄しましょう。前立腺はアナルの入り口から4センチくらいの位置にあるので、あまり奥まで洗う必要はありません。直腸に水を入れすぎると、腹痛の原因になることもありますので注意しましょう。
（3）アナルを指でマッサージしてほぐす
前立腺マッサージをしたことがない人の場合、アナルの筋肉がきつく閉まった状態になっているので、ローションをつけた指で軽く押し広げて筋肉をほぐす必要があります。事前にお風呂に入って体を温めておくと、より筋肉がほぐれやすくなるのでおすすめです。
（4）リラックスした状態で指やエネマグラを使って前立腺をマッサージする
ドライオーガズムには精神状態も大きく影響するため、リラックスしてエッチな気分になることが重要です。ベッドや布団が汚れないようにタオルを敷いた上で横になり、指サックをはめた指やエネマグラにローションをたっぷりつけて、アナルにゆっくりと挿入しましょう。エネマグラを使う場合は、入れた状態でアナルの筋肉を閉めたり緩めたりすることでエネマグラが前立腺を刺激してくれます。
うまく前立腺を刺激できれば、10分～30分くらいでじわじわと快感が全身に広がっていき、ドライオーガズムに達します。しかし初めて前立腺をマッサージする場合、最初から快感を得られる人はあまり多くありません。なかなか気持ち良くならないからといって、前立腺マッサージを１時間以上続けるのは止めておきましょう。ローションが乾いてアナルや直腸の負担となり、傷つけてしまう恐れがあります。
最初は人に前立腺マッサージをしてもらうのがおすすめ
ここまで自分一人でドライオーガズムを体験するための方法を解説してきましたが、初めて前立腺をマッサージするときは、自分でやるのではなく慣れた人にマッサージしてもらうほうが安心です。
ネット上にはドライオーガズムを体験するための情報があふれていますが、アナル周辺の筋肉をほぐす感覚や、前立腺を刺激される感覚は、実際にやってみないとわかりません。どのくらいほぐせばいいのか分からず皮膚に傷をつけてしまったり、強くマッサージしすぎたりする人もいます。そのため最初は前立腺マッサージのサービスをおこなっているお店で、経験豊富なセラピストにマッサージしてもらって、前立腺を触られる感覚を覚えるところから始めるほうがおすすめです。
ドライオーガズムを体験できるメンズエステ店の特徴・探し方
風俗エステ店にはドライオーガズムを体験するためのサービスがあることが多い
メンズエステのお店でドライオーガズムを体験したい場合、前立腺マッサージのサービスをおこなっているお店を利用しましょう。前立腺マッサージは、性的なサービスをおこなっているお店である「風俗エステ」の一部で受けられます。特に女性が積極的に男性を責める「M性感」のサービスをおこなっているお店では、前立腺マッサージが基本サービスに含まれていることが多いです。
メンズエステのポータルサイトで風俗エステ店を検索し、店名や説明文に「前立腺マッサージ」「M性感」「アナル開発」「アナル責め」といったキーワードが含まれているお店を探すと、ドライオーガズムを体験できるお店を効率よく見つけられます。ただしサービス内容に「前立腺マッサージ」がなく、「アナル責め」だけの場合、アナルの外側を指でマッサージしたり舐なめたりするだけのケースもあります。ドライオーガズムを体験するためにはアナル内部の前立腺を刺激してもらう必要がありますので、具体的なサービス内容をお店のホームページで確認しましょう。
前立腺マッサージやアナル開発の専門店もある
メンズエステの中には、前立腺マッサージ専門、アナル開発専門といった特色を打ち出しているお店もあります。そういったお店は前立腺マッサージに慣れている女性セラピストが多いので、とにかくドライオーガズムを体験してみたい、という方は利用してみるのもよいでしょう。
また普通の風俗エステでは前立腺マッサージやエネマグラの利用がオプション扱いになっていて、追加料金が必要になるケースもあります。しかし前立腺マッサージ・アナル開発専門店の場合、基本的に通常料金の範囲内でそういったサービスを受けられるというメリットがあります。
いずれにせよ初めての前立腺マッサージでドライオーガズムに達するのは難しいですが、最終的にはハンドフィニッシュ等で気持ち良くさせてもらえます。何度かお店に通って前立腺マッサージをしてもらうことで、アナルに異物を入れられる違和感に慣れて、ドライオーガズムに達しやすくなります。
事前にアナルを洗浄しておく必要はない
前立腺マッサージをおこなうお店では、アナル洗浄のための浣腸器具を用意していますので、事前に自分でアナル内部を洗っておく必要はありません。ただしサービスの途中でトイレに行きたくなると時間がもったいないので、トイレは事前に済ませておいたほうが良いでしょう。
ドライオーガズムは危険？
通常のセックスができなくなることはない
ドライオーガズムでは大きな性感の絶頂に何度も達することができるので、
「普通のセックスやオナニーでは満足できなくなりそう」
「女性とのセックスで勃起できなくならないか？」
「なかなか射精できなくなるといった副作用はないか？」
「同性愛者になってしまうのではないか？」
といった不安を感じている方もいるようです。
しかしドライオーガズムは射精とはかなり違う快感であり、ドライオーガズムを経験したことのある人も、通常の射精を伴うオナニーやセックスに対する欲求がなくなることはほとんどありません。ドライオーガズムを楽しみつつ、通常のセックスは別物として続けていくことが可能です。
ましてや異性愛者の男性が、ドライオーガズムを経験したことが原因で、同姓である男性に性的興奮を感じるようになるといったことはありません。ただしもともと同性愛の気質のある人が、アナル開発によって同姓に対する性的欲求に気づくということはありえるかもしれません。
間違ったやり方での前立腺マッサージは危険
アナルの入り口や直腸はデリケートな粘膜なので、爪を立てたり、強くこすったりすると、簡単に傷ついてしまいます。そのため前立腺マッサージはローションを使って慎重におこなう必要があります。アナル周辺を傷つけてしまうと痔の原因になることもありますので、注意しましょう。
また前立腺マッサージを長時間続けると、アナル周辺の筋肉が緩みすぎてきちんと閉められなくなる可能性もあります。2～3時間以上エネマグラを入れっぱなしにしたり、最初からサイズの大きいエネマグラを使用したりするのは止めましょう。
またドライオーガズムに達すると快感で体がビクビクと反応し、あえぎ声が出ることが多いですが、そういった状態を長時間続けていると体力を消耗します。前立腺マッサージは長くても1時間以内にしておきましょう。そしてアナルの痛みや体調の変化を感じたときは、すぐにマッサージを中止してください。
最初はメンズエステで何度か前立腺マッサージを受けてみよう
間違ったやり方で前立腺マッサージをおこなうことによるリスクを避けるためにも、最初はメンズエステで前立腺マッサージを何度か受けてみることをおすすめします。ドライオーガズムに達することができなくても気持ちよく射精させてもらうことができますし、きれいな女性にマッサージしてもらうことでエッチな気分になっている状態のほうが、ドライオーガズムに達しやすくなります。慣れてきたら自分でエネマグラ等を使った前立腺マッサージに挑戦してみるのも良いでしょう。
ドライオーガズムのまとめ
ドライオーガズムを体験してみたい人は、あせらないことが大切
ドライオーガズムは、射精を伴わないオーガズムのことで、アナルからじわじわと快感が全身に広がっていき、最終的に何度も繰り返し快感の絶頂を味わえます。指やエネマグラで前立腺をマッサージすることでドライオーガズムを体験できる可能性がありますが、かなりの慣れが必要です。射精によるオーガズムを超える、未知の快感を得てみたいという興味がある方は、あせらずに何度か前立腺マッサージに挑戦してみてください。
間違った方法で前立腺マッサージをするとさまざまなリスクがありますので、最初はメンズエステのお店でサービスを受けてみるのがおすすめです。前立腺マッサージのサービスのある風俗エステや、前立腺マッサージ専門店を利用してみましょう。普通のセックスやオナニーでは経験できない、性的快感が波のように何度もおとずれる絶頂体験ができるようになるかもしれませんよ。
